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借金返済
お金持ちになる、投資運用する、そのためにまずしなければいけないこと、それは「借金返済」です。車やカードのローンは一部でも繰り上げ返済して早く返し終えましょう。クレジットカードはリボルビング払いを即刻やめて必ず一括払いにしましょう。ローン金利は貯蓄金利の10倍以上なのですから。では、実際に例を挙げて説明してみましょう。銀行の普通預金の金利は0.02%ですね。100万円を1年間預けてたったの200円しか利息がつかず、しかもそのわずかな利息にも税金がかかるので最終的には160円(泣)しかありません。すずめの涙どころか蚤の涙といったところでしょう。一方、車のローンでキャンペーンなどやっているものをみてもどうですか?1%以下の金利ってあります?あったとしても0.2%以下はなかなかないでしょ。これでもうすでに10倍なのです。どれだけ高利かわかりますよね。車なんて毎年どんどん価値がなくなっていくものをローンで買うなんて特にムダです。ローンは残っているわ、車の価値はほとんどなくなっているわで買い換えたくてもままなりません。貯金をきりくずしてでも借金を返済したほうが結局はかなりお得なのです。
節約こそが一番の高利回り
もし1,000円のものを900円で買うことに成功すれば、その瞬間900円で買えなかった人にくらべて、10%も利回りを上げた計算になります。節約は自分自身の力だけでできます。相場がどうなろうが関係ありません。節約は確実な運用手法なのです。こんなリスクのない高利回り商品に勝てる金融商品などないのです。こういわれてみれば節約ってすごいでしょ!
家計簿をつけましょう!
「借金返済」やら「節約」やら積極的な運用だと思って読んでいるのにぃ〜!!そんな声が聞こえてきそうですが、すぐに「株」や「投資」の話を出したところで『元手』がないと何もなりません。「株」や「投資」で運用するつもりが「破産」しては元も子もないのです。では、家計簿をなぜつけなければならないのか?すべての個人投資家は自分の家計に対して「社長」の立場にあります。社長であれば経理の状況を把握するのは当然。会社なら経理もありますね。おおまかでいいので食費はいくら、光熱費はいくら等と把握しましょう。うちでは光熱費をあえて引き落としにせず、コンビニで払っています。そうすることで自ずとガスや電気等はいくらとか実感として把握できます。そして今回はちょっと使いすぎたな、どうしてだろう?と原因を考えながら節約することができるのです。夏は電気代が高く冬はガス代(うちはガスファンヒーターなので)が高いなとか、じゃあこたつにしようかとか対策もたてやすいのです。つまり、家計簿をつけることが大切なのではなくて家計簿をもとに家計の支出を管理することが大切なのです。現在の生活水準を維持するのに最低限いくら必要なのかを知ることができることが重要なのです。
給料天引き預金のススメ
「生活水準」を維持するのにいくらかかるのかというところからスタートです。実際どうでしたか?ここで2年分の生活防衛資金をもっておこう!とおすすめします。
2年あれば、もしリストラなどで職を失っても1年間は悠々自適で余裕を持って次の就職先を探せるでしょう。(焦るとろくなことないです)このお金は現金にすぐできるような形でもっておきましょう。不動産ではすぐに換金できません。もしあなたがそのお金を貯められないならば生活水準が高すぎるのです。残念ながらまずは節約からやり直しということになります。ではどうやってこの生活防衛資金を貯めるかですが、かんたんな方法が「給料天引き預金」です。要するに強制的に貯蓄することで「ないもの」として生活するのです。うちは結婚前に夫が天引き貯金「7万円」でした。手取りは16万円程度。結婚した時に生活できないから天引き額を減らしてねと夫にいったのですが夫はわざと「7万円」のままに。結果としてこれが実を結び今の貯蓄額へとなったのです。
「ない」なら「ないなり」に「ある」なら「あるなり」にしてしまう、これが人間なのです。だから「ない状態」を作ってしまいましょう。これで生活防衛資金の水準も下がれば、節約という名の運用も一緒にしたということになります。天引き額は引き下げないでがんばりましょう。
複利で貯めますか、複利で支払いますか
でもいくらコツコツ続けたって 大したお金はたまらないのでは?と思われるかもしれません。しかし、そんなことはありません。投資の基本は「時間を味方につける」ことです。「時間を味方につけること」は「複利を味方につける」ことです。かのアインシュタインが「数学の歴史上最大の発見は複利だ」といっています。元本についた利息を定期的に元本に組み入れて運用し続ける、これが複利です。給料天引きなら元本も月々増えていくのでその効果は計り知れません。毎月1万円を年利1%で複利運用したとしましょう。(10万円なら10倍です)10年で約126万円、20年で約266万円、30年で約420万円になります。30年経過した時点における元本は360万円、利息は60万円。あなたのお金は複利の効果で17%も増えているのです。(^○^)現在の低い金利水準が30年間も続くことはまずないでしょうから
もっと高利になればもっと多く貯めることができますね。(3%なら584万円)
まさに継続は力なり!!給料天引きの預金をひたすら継続すれば複利の効果だけで財産形成は可能!この複利を借金(ローン)という形で敵に回したら・・・いつまでたっても元本を減らすことができない仕組みになっていませんか?こちらも継続が力になっているんですよね。長期ローンは敵なり!!これでも借金しようと思いますか?
住宅ローン(変動金利のリスク)
この「低金利」で「税制優遇」もあって「安い」今のうちに家を買わねばと 思っている人もいるのではないでしょうか?
でも、その前にちょっと立ち止まってこれを読んでみてください。 まずローンを借りている人、借りようとしている人は返済計画を見直して!!本当に今の返済計画で大丈夫か?余裕を持って返済していけるのか?よくよく検討することが必要です。特に変動金利で借りている人は要注意!まずは、金利が5%以上になっても返済していけるのかをチェックして下さい!10年の間にはそれぐらいのことは十分に起こり得ます。8%ぐらいに上昇しても不思議ではありません。従来住宅ローンの破綻はそれほど多くはなかったのですがこれから破綻する可能性は増加していくでしょう。そのことをきちんと認識しておきましょう。一度「固定金利」で借り替えることを検討してみてもいいのでは?今「公定歩合」は0.1%。実質ゼロ金利です。もう下がりようがないのです。今こそが底、これからは上がる一方に違いありません。10〜20年という長期間でみれば、国債の大量発行が続いている状況下で、長期金利は大きく跳ね上がってくるかもしれません。金利水準が上がってくれば、住宅ローンの支払いがあなたの生活を相当痛めつける可能性もあるのです。「金利が低いから絶好のチャンス」というだけで無謀な返済計画を立てて住宅ローンを組むのは考え物なのです。住宅ローンを勧められたら、とりあえず「固定金利」で借りた場合の金利水準を聞きましょう。その金利水準でも余裕を持って返していける自信があるのであれば借りるのも一案かもしれません。しかし、銀行員がしつこく「変動金利」を勧めてきたら要注意です。目先の低金利にだまされてはいけません。変動金利を勧めるのは、将来高金利になるリスクをとりたくないということを意味しているからです。銀行員は金利の専門家であるはずです。その専門家が将来高金利となるリスクをとりたくないときに、金利の素人である我々がそのリスクをとることに正当性はあるでしょうか?銀行員よりもあなたのほうが金利動向にくわしいと果たしていいきれますか?ということで絶対やめてほしいのが「ゆとりローン」です。
今は返済が軽く、10年後ぐらいからぐっと返済金額が増えるタイプのもので
借金がなかなか減らず、高金利になっていくともう泥沼です。
これまで、毎年のベアを受けて給料は右肩上がりで、地価もおおむね上がってきました。以前は、金利も高く、借りた2〜3倍のお金を25年〜35年という長期で返済してきました。それでもそれ以上に地価が値上がりしたので借金を返済し終えた頃には持家という形で財産が残りました。これが一般的な資産運用方法でした。真面目に定年まで働いてさえいれば誰にでもできる資産運用だったのです。定年後は持家という財産が残り、退職金や年金でほぼ悠悠自適な生活が保証されていたのです。ところが、バブル経済の崩壊とともに地価も大幅に下落し、「土地神話」がもろくも崩れ去ってしまったのは記憶に新しいところです。うちの実家も一時期「1億円」の大台にのっていたという噂でしたが、今ではほぼ買値ぐらいに戻ってしまったようです。これはどこの家にでも当てはまるのではないでしょうか?これからも土地がやすやすと値上がりするとは思えません。少子化の影響で将来人口が減り土地の需要が減り、反対に不良債権で銀行に差し押さえられた土地が住宅用地として大量放出され、それによって土地の供給過剰に陥るという、「地価下落」の要素は十分あふれているのです。土地が必ず値上がりするといのは間違いです。値下がりするかもしれない。バブルは終焉を告げたのです。あなたが手にする不動産の広告の値段はどうですか?手に届きやすい値段になってきたとは思いませんか?それもここ数年どんどんさらに安くなってきたようにも思えませんか?これが現実なんです。
メルマガでご紹介した節約術コラムを一挙にご紹介!自分で読み直してもタメになるわ〜(自画自賛)
住宅ローン(土地と家屋の価値)
住宅ローン(自分に対するリスク)
これまで、毎年のベアを受けて給料は右肩上がりで、地価もおおむね上がってきました。真面目に働いてさえいれば、給料も毎年上がっていくので結果的に住宅ローンの返済が滞ることはなかったのです。ローンが支払えない万が一の場合でも持家を売却すれば借金は完済できました。しかしいまや、給料も地価も上がるとは限らない時代になりました。給料は毎年上がるわけではありませんし、下がる事だって十分あり得ます。ボーナスだって突然もらえなくなるかもしれない。それに「終身雇用」の神話はもろくも崩れ去ったのです。リストラだってありますし、最悪の場合「倒産」だってあり得ます。健康で働きつづけられるかどうかも必ずしも保証はありません万が一病気になったり、不慮の事故にまきこまれたりという事態だってあり得ない話ではないのです。そうすると、明日食べるのも困るということだってあるかもしれないのです。そういう事態が発生すると住宅ローンの返済に困ることになるかもしれません。家を売り払ったところで完済できるかどうかもわかりません。地価はこのところ下がりつづけています。給料は上がりにくく、地価は下がり気味で、金利は上がるかもしれない。そういう情勢にかかわらず、従来と同じ感覚で「金利が低いから絶好のチャンス」というだけで無謀な返済計画を立てて住宅ローンを組むのは考え物なのです。特に前にも書いたゆとりローンを組んでしまって、かえってゆとりがなくなることもあるので、「ゆとりローン」はくれぐれも要注意!
ライフプランとマネープランを設計しましょう
長期的に人生を展望すれば、未婚の人は「結婚資金」、既婚の人は子供の養育費やマイホームの取得費、そして老後の備えといった今後の大きな支出があることはわかりますよね。この支出に備えて今から蓄えておくことが大切なのです。そのためにこの「やりくり総研」では口をすっぱくしていっているんです。では、実際どのようにすればいいのでしょうか?日本銀行の貯蓄広報中央委員会では、「生活設計診断」サービスを無料でしてくれます。「あなたの暮らしが人生のイベントごとにどうなるのか、しっかりとお答えします。住宅購入をはじめ、消費スタイル、老後の生活の様子についてもシュミレーションを行います」という診断で、家族構成や収入・支出の現状と予定、資産と負債などを質問に沿ってこたえていきます。興味がある方はぜひやってみてください。ネットで気軽にこたえるミニ版もあります。郵送よりもずっと気軽にできますのでできればやってみてください。「暮らしの中で、思い描いてた夢が実現するって、素敵なことですね。生活設計とは、そんな夢を実現するための計画を立てること。あなたの未来像をコンピュータで診断してみませんか。インターネット上の診断システム、「生活設計診断“ミニ”」を、お気軽にお試しください。」 http://www.saveinfo.or.jp/sindan/susume.html
一般的に子供1人が成人するまでに1500〜3000万円かかるといわれています。将来の物価上昇などのリスクも考慮にいれて、ざっと年間の生活費の5%程度を特殊な支出のための引当金として毎年プールしていこうというくらいの気持ちで、節約しながら家計を引き締めていきましょう
ハッピーリタイアメントにはいくら必要か
「退職」後の生活についても考えてみましょう。先日「あなたは何歳まで働きたい?」というアンケート結果がでていました。かなり多くの人が70歳でも働いていたいと答えているのです。理由は「健康のため」。これを見た夫が「健康のために趣味(スポーツクラブ等)をするとお金がいるけど、働いていたらお金は入ってくるし、実用的な考え方やな」と。でも、皆さんはどうでしょうか?定年になっても働きたいですか?私たち夫婦はイヤですね。老後をなるべく早く迎えて自由に生きていきたい!ここでいう老後とは、「定年後、年老いる」という意味ではなく、「仕事をやめてもある程度維持できる期間」を意味します。そこで、「ハッピーリタイアメント」を少しでも早く迎えることを目標に
やりくりしているわけですから・・・。では、仕事をやめていくらあればやっていけるかを考えねばなりません。生活防衛資金のことは覚えていらっしゃいますか?生活資金の2年分の蓄えをしておくことが必要だといいましたね。
これをもとに考えてみましょう。まず、公的年金ですが、これを加えて計画を立てることはおすすめしません。20代・30代の世代は、払った分の年金が返ってくるなどとアテにしてはいけません。これまで払った分は、日本を経済大国にしてくださった先輩方へ贈与したと観念してあきらめることにしましょう。日本人の平均寿命は、男性77歳・女性84歳で世界一です。となると、60歳でリタイアしようと思うと20〜30年分の所得が必要になるのです。生活防衛資金の10〜15倍、つまり、年間の生活資金が300万円の人で6000万円〜9000万円、500万円の人で1億円〜1億5000万円必要となるのです。例えば、30歳の人は定年の60歳まであと30年働けるわけですから、その間に「6000万円」だと年間200万円、「1億円」だと年間340万円ほど貯金していかないといけない計算になります。めまいがしてきませんか?これが現実なのです。この事実を直視しましょう。その事実を直視すれば、生活防衛資金すら蓄えられない人はハッピーリタイアメントのための資金が貯められないことは自明なのです。つまり、60歳をすぎても働きつづけるのがこの段階ですでに決定!(苦笑)ですから、とりあえず「生活防衛資金」を貯める!ここからはじめましょう。それができない人は投資などできません。そして、その金額は何が何でも短期間で貯めなければいけません。「給料天引」で家計簿で算出した「生活費」をのぞいたギリギリまで貯めてみてはいかがでしょうか?「節約」を併用して・・・。
そして生活防衛資金が確保できたら、本格的に資産運用に入ることになります。着実にハッピーリタイアメントに向けて・・・。
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